LUMIX G7を触ってきた

投稿日:2016年3月1日 更新日:

デジタルカメラ

「次の本命」に急浮上したG7だけど、実はまだ一度も現物を見たことがないのだった。田舎だからということもあるが、最近パナは量販店でも販売面積が小さくなっている気がする。どこの店でもGF7くらいしか置いてないんだ。というわけで発売からだいぶ経つのにまだお目にかかったことがなかったんだが、近場の量販店に入荷したという噂を聞いて見に行ってきた(爆)。現物を見ずに買う買わないを議論しても始まらないからね・・。ネットの噂では質感が安っぽいという意見をよく聞くのだが、百聞は一見にしかず。

G7の第一印象は「安っぽい」だった。やはりネットの噂は本当だった。プラスチックボディーに質感を求めても仕方ないんだけど、あれは明らかに家電の質感だ。カメラの質感じゃない。例えて言うならペンタックスのDA18-50REと同じ質感と言おうか、プラスチックの質感が中国製の安物家電に似ている。とても今のボッタクリ価格じゃ値段と質感が釣り合わない。あと1万下がっても無理、適正価格は39,800円だろう。そこまで下がって初めて検討する価値のあるカメラになる。

デザインも四角大好きだからカタログを見る限りはかっこいいと思ってたんだが、実物を見るとイマイチ。何というかあまりにもトゲトゲしすぎて違和感があるんだな。たぶん異様に低いペンタ部がそう感じさせるのではないか? 何となく同社のレンズ一体型コンデジを彷彿とさせるデザインなんだ。

外観だけで一気に物欲が萎えてしまった(爆)。パナもG1の頃はもっと高級感あったんだけどね、G6あたりからコストダウン路線に走った気がする。昔は日本製だったけど、今は中国製だしね・・。しょせんパナは家電なんだよ。

操作性も試してみたけど、良くも悪くもGM1Sと同じ操作性だ。もちろんボタンやダイヤルが増えた分、使いやすくはなっているが、基本的には何も変わらない。ファインダーの見え具合もE-M10 mkIIの方が良かった。

センサーや画像処理エンジンもGM1Sと同じはずだから、出てくる絵もGM1Sと同じであることは容易に想像が付く。乱暴な言い方をすれば、GM1SにEVFとバリアングルモニターを付け、ユーザーインターフェースを改良しただけに過ぎない。中身は同じなんだよ。それだけにしては高すぎる。

というわけで、G7はあっという間に購入対象から外れた(爆)。買うならやっぱりE-M10 mkIIだよな。バリアングルはないけど・・。でもボッタクリ価格だから買わない!

続いて改めてK-S2を視察。やっぱり安っぽい(爆)。K-30より確実に安っぽくなっているのが気になる。D5300も見たけど、さらに安っぽい(爆)。ニコンのエントリー機はしょぼいんだよな。ファインダーは小さいし、機能もしょぼすぎ。

というわけで、結論は「何も買わない」となった(爆)。それが唯一正しい選択である。もうカメラなんてどうでもいいし、今あるだけで十分なんだよ。何で無理に買わなきゃいけないんだ? 趣味の中でカメラの優先順位は最も低く、カメラなんかに使う金はないってことだ。

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