2016年5月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
手前から3つめの部屋は理科室兼音楽室だったようだ。手前にピアノがあり、奥に実験器具の戸棚がある。社会科の掛け軸も多数ぶら下がっている。
昔懐かしい上皿天秤。こういうモノに郷愁を感じる人はいるだろう。
出たーっ、超レアな人体模型! 今まで数多くの廃校を探索したが、人体模型に出会ったことは一度もなかった。おそらくコレクターが持ち去ってしまうんだろうな・・。これに出会えたら幸運である。古びているのが妙にリアルだ。ただ戸棚に入っているので真っ暗でフラッシュを焚かないと撮れなかった。
廊下側には本棚が並んでいた。図書室も兼ねていたということか・・
これも廊下の奥にあった郵便切手コレクション。「みほん」と印字されているところを見ると本物ではないようだ。
廊下の突き当たりには2つ部屋があって、これは右側の部屋。そこにはあまり見慣れないオルガンが置かれていた。
ヴィオラ、フルートなどと書かれたレバーがあるんだけど、ただの足踏みオルガンで音色変えたりできるんだろうか? 引っ張ってみたけど何も変わらなかった(笑)。
折り紙で作った鎖が飾られてるんだけど、卒業のお祝いでもしたのかな?
日付は1988年で終わっている。先人の残した書き込みも見られる。
突き当たり左側の部屋は職員室兼宿直室のようだ。事務用品に加えて冷蔵庫や炊事器具も見られる。
懐かしのレコードプレイヤー。ペラペラのソノシートってやつを知ってたらかなりのおっさん(笑)。
泣かせるねえ・・。最後の卒業生ももう40歳くらいになってるはずだから、そう思うと感慨深い。
約一年ぶりの廃校探索で1時間くらい夢中で撮ってしまった。やっぱり廃校はこのくらい物が残ってないと面白くない。そういう意味では昭和末期~平成初期に閉校となった学校が一番面白い。
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